ポケモンSM(S3シングル) 約レート2000パーティ構築解説 催眠ペルシアン
ゲーム「ポケットモンスター サン・ムーン」のレーティング対戦 シングルで、強いと言われる境界線、レート2000を達成……できませんでしたが、それに近いレート1992を達成しました。
# シーズン3の期間中、2017/5/2の戦績
パーティ構築について解説します。
↓レート1992達成時の動画
目次
1.基本戦略
ペルシアンは早115族という早い種族で、大半のポケモンに対し、先行をとれます。
そのペルシアンが先行「キノコのほうし」をして、相手を一方的に眠らせ、完封します。
以下、ペルシアンで相手を眠らせる仕組みの解説。
※ 分かる人は、読み飛ばしていいです。
①素早さの高いペルシアンで、先行「ねこのて」を発動。
# 「ねこのて」とは
・自分以外の『てもち』のポケモンの技の内、1つをランダムで使う技。
・一部の技は選ばれない。②「ねこのて」で、パラセクトの「キノコのほうし」が100%選ばれ、発動されます。
# パラセクトの技構成
・キノコのほうし
・カウンター → 「ねこのて」で選ばれない仕様
・しぜんのちから → 「ねこのて」で選ばれない仕様
・まもる → 「ねこのて」で選ばれない仕様# メタモンの技構成
・へんしん → 「ねこのて」で選ばれない仕様上記の技構成にする事で、「ねこのて」で「キノコのほうし」が100%選ばれます。
③「キノコのほうし」=命中100の催眠技、で相手を眠らせます。
既存の「レパルダス+キノガッサ+メタモン」の並びを真似しました。
最大の違いは、「読まれ難い」事です。
初見で見破られた事もたまにありましたが、勝てる相手には非常に楽に勝てます。
第7世代でラムのみ持ちが激減した事は追い風です。
一方、この「ペルシアン+パラセクト+メタモン」で勝てない相手もいます。
その場合、ウインディ、フシギバナ、ガブリアス、メタモンの4体から3体選出します。
<大まかなプレイング>
プレイの定石は、初手パラセクトで相手の動きを見て、後続ペルシアンの有利対面を作り、ペルシアンの苦手なポケモンが出る前に積み切る事です。
ただこれは、初手パラセクトに「みがわり」を合わせられて逆に詰む可能性と隣り合わせです。
パーティを見て、初手ペルシアンや初手メタモンから入る必要もあります。
2.戦略を通す上での障害
戦略を通す上で、障害となるポケモンが多くいます。
パーティ運用時は、それらに注意します。
障害に対する一番の攻略法は「ペルシアンを選出しない」事です。
その事を常に意識します。
<草タイプ>
草タイプのポケモンには、「キノコのほうし」が効かない仕様の為、障害となります。
使用率上位の草ポケモンは以下。
非選出率はそれなりで、ナットレイは高めです。
対策は、パラセクトの「しぜんのちから」「カウンター」やメタモンで削る事です。
が、逃げられたら終わりで、安定しません。
実戦では1度、「しぜんのちから」でナットレイにヤケドを引き、ペルシアンの「みがわり」が破壊されなくなり、起点にしました。
ジャローダは「へびにらみ」から入る為、そこに「みがわり」を合わせます。
後は「わるだくみ」を1回積み、「リーフストーム」が外れるまで「みがわり」連打し、外れたら攻撃します。
外れなくても、「リフレクター」を挟んでくれる事もあります。
<みがわり貫通>
「みがわり」を貫通して攻撃されたり流される為、障害となります。
使用率上位は以下。
メガボーマンダはほぼ必ず選出されます。
個体数も多いですが、ハイパーボイス搭載型は少ない印象です。
いずれも「みがわり」を貫通して、ペルシアンが殺されます。
対策は不可能です。
「キノコのほうし」自体は有効で、眠らせて最速起きしない事を祈って攻撃します。
「うたかたのアリア」は1発耐える為、アシレーヌに押し勝てる可能性は少しあります。
@ほえる
「ほえる」は「みがわり」を貫通し、ペルシアンを強制交換させます。
積みと「みがわり」も「わるだくみ」もリセットされます。
上記ポケモン単体は問題ないですが、裏のポケモンによっては厄介です。
対策は、積み過ぎない事です。
「わるだくみ」を1積みに抑え、速やかに倒しに行きます。
「あくのはどう」の「ひるみ」狙いで「ほえる」を阻止する位の意識で攻撃します。
カバルドン・エアームドとペルシアン対面で、相手の初動は「ステルスロック」「あくび」「どくどく」辺りです。
「ほえる」は有り得ない為、「みがわり」を貼って、アドバンテージをとります。
「ねこのて」→「キノコのほうし」 から入る必要はありません。
<ペルシアンより早い>
「みがわり」が無い状態で対面すると、致命傷を負う為、障害となります。
使用率上位は以下。
初手パラセクトを壁にしたいですが、相手から「みがわり」されると負けます。
メタモンのコピーも「みがわり」で無効化されます。
特にメガゲンガー、メガボーマンダの「みがわり」採用率は高いです。
安定しませんが、初手メタモンから入り、ペルシアンの積む隙をなんとか見つけます。
@しんくうは
「しんくうは」は先制技なので、 先に攻撃されます。
ペルシアンは「しんくうは」で乱数1発です。所持率は体感でやや低めです。
両刀の「ラスターカノン」持ちはいても、「しんくうは」持ちはそれより少ない印象です。
<こだわりスカーフ持ち>
ペルシアンより早くなる為、障害となります。
とはいえ、技を拘っていて「みがわり」も打たれない為、気を付ければ楽に勝てます。
使用率上位は以下。
上記ポケモンは初手率がそれなりにある為、パラセクト初手で様子を見た方がいいです。
特にカプ・テテフ@スカーフは、ペルシアンの起点にしやすいです。
メインウェポンの1つサイキネが、ペルシアンに無効なので。
ただ、ウルガモス@スカーフで「むしのさざめき」搭載型だけは、どうやってもペルシアンで勝てません。
<眠り無効フィールド展開>
全ポケモンが眠り無効となり、「キノコのほうし」を無力化される為、大きな障害です。
以下2体です。
非選出率はそれなりにある為、見たらペルシアンを出さない方が無難です。
出す場合、パラセクトとメタモンで頑張って倒しますが、逃げられたら終わりです。
実戦では、 パラセクトとメタモンで頑張って倒した後、ペルシアンを通した事が数回ありました。
<その他>
@すりぬけ@マジックミラー
@てんねん、ちょうはつ
使用率は高くないですが、見かけたら注意します。
実戦では1度、ナマコブシ@てんねん、ちょうはつに粘られて、「あくのはどう」のPPを切らされそうになりました。
3.勝ちやすい相手
上記2の障害ポケモンが少ない・いないパーティです。
それなりにあり、例えば、ポリクチ等のトリル軸、カバルカ等の積み構築です。
また、受けループの「グライオン」「ラッキー」「メガヤミラミ」に滅法強いです。
レパルダスとの最大の違いと言えます。
特性ポイズンヒールとどくどくだまで、常時どく状態になります。
よって、ねこのてほうしが効きません。
ただ、とくぼうが並程度で、「わるだくみ」1積み「あくのはどう」で押し切れます。
「どくどく」を入れられると負けなので、「みがわり」で様子を見ます。
特性しぜんかいふくで、交代時に眠り状態を回復されます。
が、交代で1ターン稼げる為、対面では「キノコのほうし」が効く為、「わるだくみ」を積み切って、ひるみと眠りで押し切れます。
特性マジックミラーで、「キノコのほうし」を反射されます。
よって、ねこのてほうしが効きません。
が、そもそもメガヤミラミは、攻撃技が「イカサマ」位で、ペルシアンの「みがわり」を割れません。「みがわり」で完封できます。
「バークアウト」はとくこう1段階ダウンですが、「わるだくみ」のとくこう2段階アップで対応可能です。
型次第なので、「ナイトヘッド」などを覚えていれば、普通に負けます。
4.各ポケモン解説
「ねこのて」→「キノコのほうし」を打つパーティの軸です。
ペルシアンでなく、レパルダスも同様の技を習得可能です。
その上、特性いたずらごころで、補助技が先制技になる為、素早さ関係なく「キノコのほうし」を先制で打てて、非常に有用です。
それでも、この型のペルシアンを使う利点は十分あります。
・読まれ難い為、苦手なポケモンを選出され難い。
・先制技無効フィールドを展開する「カプ・テテフ」に勝てる。
・物理耐久力が高く、先制技に縛られ難い。
特性ファーコートとあくタイプを獲得し、 タイプ一致イカサマも打てる為、普通に使っても実戦級のポケモンになりました。
<ステータス>
種族値:H65 A60 B60 C75 D65 S115。
努力値:S252 H36@HPが16n+1になる調整 残りC(=220)
性格:おくびょう
余りをとくこうに振り切って、遂行速度を上げています。
「みがわり」と「キノコのほうし」を連打して、試合時間が長くなる為です。
また、上述したほぼ全ての障害ポケモンに対し、確定数が減ります。
<特性:ファーコート>
物理ダメージを半減する特性です。
無振りでもB実数値160に相当し、エアームドレベルの耐久力となります。レパルダスの2倍以上です。
ここまで耐久力があると、メガガルーラのねこだまし親を「みがわり」が耐え、
メガメタグロスのバレットでやっと割れるレベルです。
先制技や連続技に縛られ難く、非常に動きやすいです。
<持ち物:たべのこし>
毎ターン、最大HPの16分の1回復します。
眠らせる行動と眠りでターンを稼げる為、実質的に回復量は2倍相当です。
このアイテムが無ければ、みがわりを貼れる回数が圧倒的に足りません。
ねこのてほうし戦術の必需品です。
<技:ねこのて>
自分以外の手持ちの技をランダムに繰り出します。
パラセクト、メタモンとセットで選出し、「キノコのほうし」を出す為、必須です。
<技:みがわり>
ペルシアンは特殊耐久が低い為、その攻撃を受ける為に必須の技です。
<技:わるだくみ><技:あくのはどう>
「いばる」「イカサマ」と異なり、自分を能力アップして攻撃します。
「キノコのほうし」が効かない相手とも戦えて、勝ち筋が広がります。
あくタイプ攻撃は一貫性が高く、無効がないのも大きな長所です。
ペルシアンの「ねこのて」で「キノコのほうし」を出せるようにする、パーティの軸です。
「キノコのほうし」を習得すれば、どのポケモンでも良いですが、最も読まれ難そうなパラセクトにしました。
気持ち程度ですが、初代統一ぎみに偽装できます。ガブリアス以外は全て初代なので。
単体での選出はありません。ペルシアン・メタモンとセットです。
タスキがあるので1度くらいは単体選出すると思いましたが、無理でした。
セット選出しない相手が、草タイプとコケコレヒレで、パラセクトが不利をとる為です。
そもそも、パラセクトが有利をとれる相手は、全ポケモン801匹中に存在するんでしょうか。
<特性:かんそうはだ>
パラセクトの特性は以下3つ。
使う機会が無さそうな「しめりけ」を除くと、「ほうし」「かんそうはだ」の2択。
「ほうし」でマヒ、どくを引いたらねむり状態が入らなくなって、ペルシアンの起点を作れない為、消去法で「かんそうはだ」にしました。
「かんそうはだ」が勝利に直結した事は無いです。
<ステータス>
種族値:H60 A95 B80 C60 D80 S30
努力値:H252 D252 B4
性格:おだやか
「きあいのタスキ」で一発耐える為、耐久力を上げる意味は薄いです。
気持ち程度のタスキ隠しです。
タイプが弱すぎるだけで、耐久数値は許容範囲程度にあります。
最速にすれば、カバルドンやマリルリに対し、上から「キノコのほうし」を打てます。
が、上から打って催眠ターンを消費させるより、下から打って催眠ターンを消費させずに、ペルシアンに交換した方がいいです。
<持ち物:きあいのタスキ>
<技:キノコのほうし><技:カウンター>
この3つは相性がいいです。
ただ実戦では、下手にタスキカウンターで相手を倒すより、「キノコのほうし」でペルシアンの起点にしました。
弱点は「みがわり」で「キノコのほうし」を透かされる事です。
パラセクトがマイナーでも「キノコのほうし」は有名で、よく「みがわり」を飛ばされます。
<技:しぜんのちから><技:まもる>
「しぜんのちから」は通常は「トライアタック」、
エレキフィールド下で「10まんボルト」、
ミストフィールド下で「ムーンフォース」に変化します。
天敵のコケコ、レヒレは「しぜんのちから」とメタモンで全力で削り、ワンチャンスを掴みます。
そもそも、ペルシアン・パラセクト・メタモンを選出しない方がいいんですが。
「まもる」はトリックルームのターン稼ぎで一応役に立ちました。
ペルシアンの「ねこのて」で「キノコのほうし」を出せるようにする、パーティの軸です。
単体性能も非常に高く、積みエースをコピーして全抜きも可能です。
ペルシアンを選出しない時の裏選出①です。
ただ、イーブイバトンのエーフィは、コピーしても負けます。
コピーしたアシストパワーがバトン後エーフィに半分程度のダメージで、あさのひざしで粘られてこちらがPP切れする為です。
<ステータス>
めざめるパワー:でんき
でんきは意図したものではないですが、ゲッコウガ対面で1度使用しました。
<特性:かわりもの>
場に出た瞬間、相手のHP以外のステータスと特性と技をコピーします。
気を付けるのは、相手が「みがわり」を貼っていると発動しない事です。
パラセクトと弱点が被る為、「みがわり」が負けに直結します。
また、ミミッキュの特性ばけのかわはコピーできません。
<持ち物:こだわりスカーフ>
早さ1.5倍になり同じ技しか出せなくなります。
メタモンのテンプレートです。
メタモンは相手をコピーする為、相手より早く行動できれば相手に勝ちやすいです。
<技:へんしん>
「ねこのて」で選ばれません。 特性かわりものがある為、使用しません。
ペルシアンを選出しない時の裏選出②です。
草タイプ全般とカプ・コケコ、カプ・レヒレに強く出られます。
ただメジャーな警戒対象すぎて、思った程活躍させる事ができませんでした。
素早さも高くない為、苦手なポケモンはとことん苦手で、何もできずに負けます。
<ステータス>
種族値
メガシンカ前:H80 A82 B83 C100 D100 S80
メガシンカ後:H80 A100 B123 C122 D120 S80
努力値:S196@最速テッカグヤ抜き 残りHとCに半々程度
性格:ひかえめ
フシギバナミラーを想定し、とくこうに多く振りました。
ミラーは1度も無かった為、耐久振りにするべきかもしれません。
<特性:メガ前 ようりょくそ>
晴れ下で素早さ2倍。
メガリザードンYの「ひでり」に乗れる可能性がある為、メガシンカするタイミングをちゃんと考えます。
<技:やどりぎのたね><技:まもる>
フシギバナの「まもる」は読まれ難いです。1度見せたら、結局は択ゲーになりますが。
カイリュー、バシャーモ、ミミッキュのZ技を透かせますが、
「りゅうのまい」「つるぎのまい」を積まれたら負けで、運次第です。
ただ、勝てる可能性が残るのは良い事です。
<技:ヘドロばくだん>
威力90、3割でどく状態にします。
メインウェポンですが、どく技は通りが悪く、交換読みも頻発し、使い勝手はよくなかったです。
フシギバナミラーでの最大火力ですが、ミラーは1度も無く、空振りでした。
<技:めざめるパワー 炎>
威力60。
フシギバナであらゆる草タイプに勝とうとしていた為、必要でした。
ペルシアンを選出しない時の裏選出③です。
シーズン2以降、ほのおタイプの中では圧倒的に採用率が低く、動きを読まれ難いです。
その為、期待通りかそれ以上の活躍を見せてくれました。
並以上の数値と特性いかくにより、高速アタッカーの一撃を耐え、返しのホノオZで確殺します。
↓主な高速アタッカー
また、使用率高めのほのおタイプにも対面有利です。
↓有利なほのおタイプ
<ステータス>
種族値:H90 A110 B80 C100 D80 S95
努力値:S準速ミミッキュ抜き、A244、D4@ポリ2のダウンロード対策、残りH
性格:せっかち
・HP
実数値177です。
カプ・テテフ@スカーフのフィールド込サイキネを高乱数で1発耐え、使い易いです。
その為、とくぼうに下降補正をかけず、ぼうぎょに下降補正をかけました。
それでも、ランドロスやガブリアスのじしんは、いかく込で1発耐える為、支障はありません。
・攻撃
攻撃種族値は、インフレ環境の今では足りず、全振りしてタイプ一致Zクリスタルを使って、ギリギリ実戦レベルです。
<特性:いかく>
場に出ると、相手の攻撃力を1段階下げます。
弱点を1発耐える為、対面性能が飛躍的に向上します。
<持ち物:ホノオZ>
フレアドライブが威力190に、おにびは攻撃1段階アップが追加効果として付与されます。
種族値的な火力不足を補います。
こだわりハチマキと違って、技固定がなく、後述の「しんそく」と併用可能です。
いのちのたまと違って、並程度ある耐久数値を犠牲にしません。
<技:フレアドライブ>
威力120、命中100、デメリットが反動のみの優秀な物理技で、ほのお物理ポケモンの長所です。
ただ、ランドロス霊がだんだん増えてきていて、それに対しては特殊の「もえつきる」の方が有効です。
ただ、とくこう特化「もえつきる」ホノオZは、メガゲンガーもカプ・テテフも乱数で倒せません。
何をより重く見るか、という話になります。
<技:おにび>
相手をヤケド状態(=攻撃力が半減)にします。命中85。
「いかく」で相手の攻撃を1発耐え、返しで打てば、不利対面を5分に持っていけます。
それ故に優秀な技ですが、命中85は外す為、これしかない状況以外では打たないようにします。
特に、今回のウインディは受け向きでもなく、積極的に使う必要もありません。
<技:しんそく>
先制技、ノーマルタイプ、威力80の物理技です。
先制技にしては威力が高く、特定のポケモンしか覚えません。
ホノオZと合わせて、メガリザードンY、バシャーモ、ウルガモスの対面処理に必須です。
汎用性が高く、仮想敵以外の状況でよく使います。
<技:めざめるパワー 氷>
威力60の特殊技です。
ランドロス霊の増加に合わせて、ランドロスを対面処理する為に採用しました。
が、採用後、ランドロス霊とマッチングせず。
メガボーマンダを削る技としても考えていましたが、よくボーマンダに逃げられ、カプ・レヒレやアシレーヌを受け出されました。
ウインディのめざ氷は有効な機会がありませんでした。
正確には、「フレアドライブ」「おにび」「しんそく」の3つが汎用性高く、4つ目の技を使う機会が滅多にありません。
ペルシアンを選出しない時の裏選出④です。
相手にボルトチェンジでサイクルを回させないよう、電気技無効ポケモンを採用しました。
ガブリアスが妥当かというと、より適切なポケモンがいるかもしれません。
好みで選んだだけなので、詰め切れなかった部分です。
レート上位陣はサイクル寄りなのか、電気無効枠としての採用率は ランドロス霊>>ガブリアス です。
第7世代でフェアリーが増殖し過ぎて、げきりんの通りが露骨に悪くなりました。
その割には、相変わらずの攻撃力と技範囲で、活躍をしてくれました。
<ステータス>
種族値:HP108 A130 B95 C80 D85 S102
努力値:A252 S252 B4
性格:ようき
<持ち物:こだわりハチマキ>
物理ダメージを1.5倍にし、同じ技しか出せなくなります。
想定されない為、本来の役割対象を粉砕する力があります。
例としては、後出しのナットレイ、ポリゴン2、クレセリア、カプ・レヒレを確定2発~乱数2発で倒します。
受けループのグライオンもポイズンヒール+まもる込みで確定2発な為、グライオンの後出しを許しません。
<技:じしん><技:げきりん>
こだわりハチマキのガブリアスは、基本的にこの2つの技しか使いません。
威力も範囲もこの2つで十分です。
よって、他に採用する技は、ピンポイントな状況を想定したものがよいです。
<技:ほのおのキバ><技:アイアンヘッド>
ミミッキュ対面で3割の勝ち筋を追う「アイアンヘッド」を採用しましたが、使う機会はなかったです。
「ほのおのキバ」はテッカグヤの有効打と考えていましたが、ハチマキでもダメージが全然出ませんでした。
ナットレイ、ハッサム相手ならハチマキじしんで十分です。
今後は採用しないでしょう。
「ダブルチョップ」の方がまだ良かったです。耐久無振りの「カイリュー」「キノガッサ」を乱数1発で倒せます。
他の候補は、「どくづき」「アクアテール」です。
5.今後の展望
今回のパーティは、カプ・コケコ、カプ・レヒレを含むサイクルパーティが厳しかったです。
↓例
コケコレヒレ相手にペルシアンを出していっては、安定した勝率は望めません。
であれば、必然的に裏のポケモンを出す訳ですが、この辺に強くするのが良さそうです。
めざ炎ダスト両刀スカーフゲッコウガとか、フェアリーZめざ炎カプ・コケコとかでしょうか。想像なので見当外れかもしれません。
少なくとも、ガブリアスやウインディではないでしょう。
また、今回のパーティの「ペルシアン+パラセクト+メタモン」は初見殺しでもあり、型バレすればより厳しくなります。
その意味でも、裏のポケモンがより重要になります。
もしくは、「ペルシアン+パラセクト+メタモン」の方をより巧妙に偽装してもいいかもしれません。
ねこのてマニューラ、きあいパンチみちづれメガゲンガー等もレパルガッサの亜種として有名です。
過去作限定のポケモンや教え技を一切採用していない為、カスタマイズは色々とできそうです。